国民年金保険料の免除申請って知ってる?

私は30代の頃、儲からない自営業を夫婦で営んでいましたが、
国民年金保険料の免除申請ができることを知りませんでしたので、
自分の貯金を切り崩して支払っていました。
今となっては免除せずに支払っていてよかったなぁと思いますけれど。
(年金を受けとる年齢になったので実感あり。)

この免除申請はどなたでも提出が可能ですが、
希望する結果になるわけではありませんし、却下になることもあります。

というのも 免除申請の審査は、

住民票上の世帯構成(本人・世帯主・配偶者➡免除の種類によって対象は異なります。)

世帯構成員それぞれの前年の所得金額(合計金額ではなく各々です。)に基づき

結果が出るというものだからです。
所得金額なのでイメージわきずらいですね。
「いったい自分の所得はいくらなの?」という場合は、住民票のある市区町村役場へ問い合わせしてみてください。

 一部免除が承認されたところでその減額された保険料を納付しなかった場合はただの未納状態です。(免除提出しただけで一部免除保険料を納付しない人が多くいます)

前年の所得により全額免除が承認された期間については、保険料は納付しなくてOKです。
後で納付しなければならないということもないです。(←質問が多い箇所です。)
但し、全額免除承認された期間は、65歳から受け取る老齢基礎年金の額が少しだけ減額となります。

資金に余裕ができたから納付したいというときには、10年以内の期間であれば「追納」という制度を用いて納付することも可能です。

免除申請を提出した結果、「全額」、「半額」、「4分の1」、「4分の3」に保険料が減額されることがあります。