
現年金制度においては、
60歳に到達すると原則国民年金保険料の支払いが終了します。
(納付が65歳までに延長なんていう噂もありますが)
🔅60歳以上になると老齢基礎年金の増額のため、満額にしたいために任意加入をされる方
🔅年金を受けとるための月数が足りないので任意加入される方
(老齢年金は現在120月必要)⇒これはした方がいい人が多いです。
(受給する権利を得るための説明は多すぎるので省略)
🔅過去の全額免除期間などを追納を希望される方⇒これも任意です!
(毎年はがきが届くと思いますが、納めなくてもいいです)
など色々な方がおられますが、知りたいのは
「いったいいくら増えるの?」ってことです。
年金事務所の窓口で相談すると、増える金額を年額で説明する事が多いのですが、
年額だと「わーそんなに増えるんだ」ってイメージです
831,700円令和7年度年金額を480月(20歳~60歳までの月数40年×12月)で割ると⇒1,732円/年額
(令和7年度年金額⇒829,300円/年金額:昭和31年4月1日以前生まれの人の金額)
つまり、ひと月の国民年金保険料を支払うと
(令和7年度の国民年金保険料の金額は、17,510円/月額です)
増える年単位での年金は➡1,732円/年額
増える月単位での年金は➡144円/月額です。
増える年金額だけ考えるのではなく、出ていくお金も考えて任意加入されるといいですね。
任意加入してお金に余裕がある方は付加保険料(400円/月)もあわせて納めることもできます。こちらは任意加入するのであれば個人的にはお勧めです。
納付した月数×200円/年額を受け取れます。
ex:満額老齢基礎年金額(480月)を受け取るために、あと20月足りないケース
350,200円=17,510×20月(令和8年度も同じ保険料額と仮定)支払って
増える金額は144円×20月=2,880円/月
まわりの80代90代の方たちを見ているとアクティブにお金を使っているのは
75歳前後~80歳位までな印象を受けます。
私だったら350,200円を60代~70代前半のうちに旅行などをして楽しんじゃいます。
もちろん仕事も健康であればできますし。
ちなみに女性陣は色々な説明すると「若いうちに楽しみたい」に考えが変わり「やっぱり任意加入しないわ」っていう人が多く、男性陣は480月(満額)にどうしてもしたい人が多い印象を受けます。